マスカラは女の「決め」アイテムとして、今一番女性が力をいれているメイクといえるでしょう。
各化粧品メーカーは今夏に、マスカラの新商品を相次いで発売します。
カネボウが20代から50代の女性208人に実施した調査によると、 約9割の人のまつげが水平より下向きに生えており、
「まつげを持ち上げ目を大きく見せるマスカラ」を求める声が多かったそうです。
「ボリューム」「ロング」「カール」人によって強調させたいところは様々ですが、
これら全ての要素を持ちながらさらに特徴のある目になるマスカラをみんな求めているのではないでしょうか。
ボリュームタイプでの注目株は、ヘレナ ルビンスタインの「エクストバガント マスカラ」(3,800円)。
まつげが束になるのを防ぐためにブラシの毛をニ方向に植毛し、まつげの生え方に逆らってとかすというものです。
ロングタイプでは、やはりマックスファクター「ストレッチ&セパレート マスカラ」(2,500円)。
まつ毛同士をくっつきにくくさせ、放射状に広がるように。液を固形状にし、まつげに塗ると瞬時に液状化します。
人気のカールタイプは、資生堂から「ピエヌ ディーブラッシュ マスカラ」(2,500円)、
カネボウからは「ティスティモ ウォータープルーフ Wマスカラ」(2,500円)が発売。
資生堂は「まつ毛一本一本にしっかり液がつく上、特殊コームで根元にライン効果も」。
カネボウも「ベースコートでカールアップしつつ、汗や皮脂からガーメイク従来のものよりパワーアップ。
本命はランコム「フレクステンシル」(3,700円)。
独自の技術でまつげに30度のカールがつけられ、長時間維持できるのが特徴。
同社によると、2001年ブランド別マスカラ売上げ第一位で、百貨店のマスカラ販売売上げの約35%を占めたそうです。
もうすっかり定着したウォータープルーフやマスカラ下地に加え、今年はカラーマスカラも多く出てきています。
これまでになく豊富な色で質感もアップしています。
寒色系ではシャネルの「エクストレム シル ウォータープルーフ」(3,600円)。
ブルー系シャドウと相性のいい、翡翠みたいに輝くグリーン。
暖色系ではアナ スイ「アイラッシュ&アイブロウ カラー」(2,700円)。
ボヘミアンな服にも似合う、明るいタイプのオレンジです。
ベーシックでいくもよし、カラーで攻めるもよし、気分に合わせて今年はマスカラを使ってみませんか?