細胞間脂質を増やす食品

角質層は、角質細胞が数層から十数層積み重なり、その間を細胞間脂質が埋めていて、 まるでセメントで塗り固められたレンガ塀のような構造をしています。 角質層の厚さはポリエチレンラップ程度の薄い膜ですが、保湿のバリアとして重要な役割を担っています。  細胞間脂質が不足すると角質層の保湿機能は低下して、肌は乾燥状態となります。 このような状態の肌に外からどんなに水分や油分を補ったとしても肌はうるおいません。 まずは細胞間脂質を増やして、水分や油分を逃がさないことが先決です。  細胞間脂質を合成するためには食事も大切であり、特に原料の一つである...

なぜ洗顔にぬるま湯が良いのか

石けんで洗顔する場合、水より温水のほうが、皮脂と混ざった汚れをよく取り去ることが、まず理由としてあげられます。 ただ熱いお湯で洗うと必要以上に皮脂を取り去ることになるので、注意しなければなりません。  皮脂や汚れを取り去る力のある洗顔石けんは、できるだけ肌への負担を少なくし、 なおかつ洗浄効果があるようにつくられています。 とくにぬるま湯を使うとスピーディーに肌から汚れや石けん分も、落とすことができるのです。 ちなみに、汚れをよく落とすには洗顔料の使用量の多さではなく、よく泡立てることが大切です。  ともあれ、洗顔直後の肌はストリップ...

生理周期と肌トラブルの関係は?

女性の生理周期が肌に影響を与えることは以前から知られています。一般的に女性の肌は排卵日の頃が最もきめが整って美しいことは科学的にも証明されています。一方、生理開始前は皮膚のバリア機能が低下し、肌が外からの刺激を受けやすく、ちょっとした刺激に対してもトラブルが起きやすくなっているのです。  皮脂の分泌量も生理周期によって増減することも分かっています。生理後は女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が多く分泌され、それにより皮脂の分泌は抑えられます。排卵を境にプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が多くなり、皮脂分泌は量が増加します。  ...

弱酸性の洗顔料の方が肌に良いのか?

健康な肌は弱酸性なので、化粧品の多くは肌と同じ弱酸性につくられています。しか し、石けんなどの洗顔料は洗浄力が必要なので、弱アルカリ性のものが多いのです。  弱アルカリ性の洗顔料で洗うと、その直後の肌はややアルカリ性になりますが、肌本来 の力(アルカリ中和能)で弱酸性に戻るので、アルカリ性の洗顔料が肌に悪い影響を与えることはありません。  弱酸性は肌にやさしい条件の一つですが、弱酸性だからすべて良いというわけではあり...

泡立ちの悪い洗顔料は汚れも落ちにくいのでは?

洗顔クリームの場合は脂肪酸をアルカリ剤の水酸化カリウムなどで中和して石けんをつくります。主に洗顔クリームに使われる脂肪酸は、ラウリン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸の3種類で、脂肪酸は構成分子中の炭素の数によって性質が違います。  例えば、ラウリン酸カリウム石けんの場合は、泡立ちや洗浄性が良いですが、肌への刺激は強いようです。ステアリン酸カリウム石けんは、刺激はありませんが、泡立ちや洗浄性が劣ります。泡立ちや洗浄性、そして肌への刺激などが中間的なのがミリスチン酸カリウムです。  洗顔クリームには、使われている脂肪酸の種類により泡立ちの悪...

泡立てNGの洗顔料とは?

たっぷりの泡で包み込むようにして、泡で汚れを落とすように洗うのが洗顔の常識です。  たっぷり泡を立てて洗うと摩擦が少ないので肌に負担をかけません。そして泡立てるということは、洗浄剤を希釈する(薄める)ことなので、高濃度の洗浄剤が肌に付着しません。この2点が”泡洗顔”のプラス面といえるでしょう。  ですから、泡立てネットなどで泡立てて、その泡で洗うことはとても理に適っていることなのです。肌にソフトな泡洗顔ですが、肌に負担をかけないためには、手早く洗い、ていねいにすすぐことも大切です。 ...