コスメ商品

目の下のクマ解消法

目元まわりのケア商品が売れています。 中高年女性など実際に肌トラブルを抱えた女性の使用だけでなく、最近は予防効果を期待した 20~30代にまで購買層が広がっているためです。 それではどんな目元の悩みを抱えているのでしょうか。 ある化粧品会社が行なった「目元の悩み調査」によると、40代以上が小じわを、20~30代が目の下のくまをトップにあげ、 全体ではくまを気にしている女性が最も多いことが分かりました。 目の下のくまは寝不足や疲れがたまった時にできますが、 このような状態の時は目元のまわりの血行が悪くなり血液が滞留します。 このとき滞留している血液はにごった色をしているので黒ずんでみえるのです。 若いときのくまなら一晩休むと回復しますが、加齢でできたくまは深刻です。  加齢によるくまには、目の下にふくらみが現れるのが特徴です。 このふくらみは脂肪ですが、加齢とともに皮膚の弾力が衰えてたるみ、目の下がふくらんでしまいます。 このふくらみはとても老けた印象を与えます。  くまの解決策としては、血液の循環をよくするマッサージの効果があります。 目のまわりは皮膚が薄いので力を抜くのがコツです。 また、血流をよくする成分を配合した専用のクリームも発売されています。 メイクですが、ファンデーションの厚塗りは逆効果です。 目の下の影ができる部分にハイライト効果のあるパール入りのフェイスカラーを入れて明るくみせるのがコツ。 また、メイクのポイントを唇にするなど、目と別のところにもっていくのも効果的です。 ちなみに、目元のクマを隠す部分補整料「マジカルチェンジクリアパウダー」がカネボウからこの春発売されましたが、 クマに悩む女性の人気を集めています。 

夏に向けてマスカラで勝負

マスカラは女の「決め」アイテムとして、今一番女性が力をいれているメイクといえるでしょう。 各化粧品メーカーは今夏に、マスカラの新商品を相次いで発売します。 カネボウが20代から50代の女性208人に実施した調査によると、 約9割の人のまつげが水平より下向きに生えており、 「まつげを持ち上げ目を大きく見せるマスカラ」を求める声が多かったそうです。 「ボリューム」「ロング」「カール」人によって強調させたいところは様々ですが、 これら全ての要素を持ちながらさらに特徴のある目になるマスカラをみんな求めているのではないでしょうか。  ボリュームタイプでの注目株は、ヘレナ ルビンスタインの「エクストバガント マスカラ」(3,800円)。 まつげが束になるのを防ぐためにブラシの毛をニ方向に植毛し、まつげの生え方に逆らってとかすというものです。  ロングタイプでは、やはりマックスファクター「ストレッチ&セパレート マスカラ」(2,500円)。 まつ毛同士をくっつきにくくさせ、放射状に広がるように。液を固形状にし、まつげに塗ると瞬時に液状化します。  人気のカールタイプは、資生堂から「ピエヌ ディーブラッシュ マスカラ」(2,500円)、 カネボウからは「ティスティモ ウォータープルーフ Wマスカラ」(2,500円)が発売。 資生堂は「まつ毛一本一本にしっかり液がつく上、特殊コームで根元にライン効果も」。 カネボウも「ベースコートでカールアップしつつ、汗や皮脂からガーメイク従来のものよりパワーアップ。 本命はランコム「フレクステンシル」(3,700円)。 独自の技術でまつげに30度のカールがつけられ、長時間維持できるのが特徴。 同社によると、2001年ブランド別マスカラ売上げ第一位で、百貨店のマスカラ販売売上げの約35%を占めたそうです。  もうすっかり定着したウォータープルーフやマスカラ下地に加え、今年はカラーマスカラも多く出てきています。 これまでになく豊富な色で質感もアップしています。 寒色系ではシャネルの「エクストレム シル ウォータープルーフ」(3,600円)。 ブルー系シャドウと相性のいい、翡翠みたいに輝くグリーン。 暖色系ではアナ スイ「アイラッシュ&アイブロウ カラー」(2,700円)。 ボヘミアンな服にも似合う、明るいタイプのオレンジです。  ベーシックでいくもよし、カラーで攻めるもよし、気分に合わせて今年はマスカラを使ってみませんか? 

ジェル→液体→ジェルと化粧水が変化するのは?

使用感をよくしたり、肌へのなじみや保水効果を高めるため、いろいろな形状の化粧品が最近は開発されています。 その中には、手に取るととろりとしたジェル状が、肌につけると液状に、 肌内部で再びジェル状に変わる化粧水も誕生しています。  これは特殊なベースの「チキソトロピー」を応用した新しいタイプの化粧水です。 チキソトロピーとは、ゲルからゾルへ状態が展開する現象として知られています。 濃厚なエマルションやゲルに力を加えると軟らかくなって粘度が下がり、動き易くなるが、 放置しておくとまた固まってくる現象で、揺変性ともいいます。  この物理的性質は、リップスティックなどに応用されます。 リップブラシでリップスティックの表面を触れたり、口紅を直接唇に軽く押し当てると紅が軟らかくなってブラシや唇につきます。 ところが、使用後口紅をそのまま放置すると元の固さに戻ります。 これもチキソトロピーです。 さらにこのタイプの化粧水を理解してもらうためにケチャップの例があります。  ケチャップを使わないで置いておくと固くなりますが、 使用するとき容器の底をトントンと叩くと軟らかくなってトロトロと出てきます。 この化粧水も手に取った時点ではジェル状だが、 手のひらで混ぜたり顔に塗ったりするなど力を加えると普通の化粧水のように液状になります。 さらに、液状になった後、肌内部で再びジェル化するので肌にハリが感じられるようです。 チキソトロピー性のあるジェルベースがこの化粧水のポイントになっています。  ※中央書院刊「ビューテイ トレンド」(2003年1月15日発売予定)より抜粋 

ウォータープルーフにはなぜ専門の洗浄剤が必要か?

わが国のような高温多湿の夏に求められのが、汗や水、皮脂に強いウォータープルーフ製品。強い紫外線防止効果を長時間維持するためには、汗や水で製品が流れてしまわないために日焼け止め化粧品にも欠かせない商品特性です。  汗や水に流れない耐水性のウォータープルーフの登場で、長時間の紫外線カットが可能になりました。しかし、肌に吸着して落ちないデメリットもあります。通常の日焼け止めは石けんなどの洗浄料でも落とせますが、耐水性の高いウォータープルーフの日焼け止めは、専用のクレンジング料でないと完全には落とせないタイプもあります。  ウォータープルーフの成分は主にシリコンを使用しています。シクロメチコン、ジメチコン、シクロペンタシロキサンなどのシリコンは耐水性の化粧膜をつくるので、他のオイル成分と組み合わせて使われます。  シリコンは水にも油にも溶けないので、普通は固形石けんで完全には洗い流せません。「同じ性質のものは同じ性質の液体に溶けやすい」という物理の法則で、シリコンはシリコン系のクレンジング剤で落とすのがベストです。  「石けんでも落ちる」という声を聞きますが、洗浄で落ちているのではなく、指やタオルで物理的に落としている状態なのです。このような洗顔は肌を傷めますので、やはり専用の洗浄剤で落とすのが最適です。もし、手元にない場合は、オイル用クレンジングで溶かして浮かせるようにやさしく洗ってください。  中央書院刊「コスメの真実・裏側」を参考にしました。